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トライデント会計事務所に関する情報発信
法人設立での優先順位
admin (2017年04月11日 02:39)
こんにちは。東京と沼津にて活動しております税理士の中川です。
最近法人設立にお悩みのお客様とお打合せをする機会が多いです。
そこで改めて法人設立について考えてほしいこと。
それは
どの士業にまず相談するか?
です。
あまりいただけない例としては、まず専門家の助言がないケース
・単に設立コストの安いところに相談し、設立コストの低い法人を作る
これは最もダメなパターンですね。安かろう悪かろうとは限りませんが、少なくともオーダーメードな感じの設立にはなりづらく、後々いろいろとやり直しが生じることが多いです。
法人なりで大事なことってコストではないのです。
では税金でしょうか。
いや、そもそも起業当初であれば税金で差が出る可能性はそれほど高くないですし、個人事業からの 法人成りであれば、確定申告書の右上が400万とか500万の人はそもそも法人成りでメリット出るので安心してください。
では社会保険の加入でしょうか?これはまあまあ重要なので考えておいてほしいですが、そもそも原則強制加入なのでコスト増になるのは初めから計算に入れてほしいところです。
では何か、実は一番重要なことです・・・許認可関係の取得ですね。
特に法人なりは注意というか用意周到な準備をしていただきたい、法人なりした直後に現在の業務が法人で続けられるかどうか?
当然許認可がないと売上をたてることができないです。
そのため法人設立前に必ず法人での許認可取得スケジュールの確認と謄本上の目的に入れなければいけれない事項の相談をする場を設けるべきです。
これがないと営業できない。それが一番重要です。
ちあみに他にも、資本金の額(、資金調達をしたいのであれば、また消費税の免税を考えるのであれば資本金の額は重要です。)なんかも重要ですが。
いずれにしても、結局、一番重要なのは事業に必要な許認可になります。
従って私のところに設立の相談に来られると、まず許認可系に強い行政書士さんのところに一緒に相談に行くこともあります。
今後設立等お考えの方は是非そういった観点で検討をしてみてください。
思考停止された方は是非弊社にご相談を。東京でも沼津でも信頼できる行政書士さんと一緒に相談して、スムーズな事業のスタートを行いましょう!
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