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やらないと損?やって得する?確定申告(医療費控除)

admin (2017年02月16日 02:36)

確定申告が始まりましたね。
今回は年末調整を受けている給与受給者を対象に医療費控除の損得を考えてみましょう。

細かい仕組みは国税庁のHP(医療費控除)を参照していただくとして
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1120.htm

医療費控除をするとすれば何を注意するのか、そもそもやらない方がいいのではないか?というお話です。

ポイント1(集計で忘れがちなこと)

・世帯毎に集計してOKです。
ご自身はもちろん、奥様、お子さま、同居等していればご両親まで集計に含めてOKです。

・給付金等がでたら集計から減額しなければなりません。
出産すると医療費控除と思い浮かぶ方もいると思いますが、出産一時金とかでますとそれらは減額します。

・予防はダメ(健康診断とか予防接種)
お子様の予防接種などを入れる方がいますが、治療以外の費用は認められません。

ポイント2(こんなものも集計可能)

・交通費(電車代)集計OK
意外に忘れがちなのが電車代です。往復の電車代は実費で控除可能です。税理士に依頼してもその情報なければ集計してもらえないことも多いので、1回通うと電車代いくらになるかの情報も忘れずに伝えてくださいね。 ただし、タクシーやガソリン代は原則不可です。

ポイント3(費用対効果を考える)

意外にみなさん抜けているのですが、医療費控除以外に申告に必要がない方は、コストと時間の面でやらない方がいいこともあるかと思います。

・まずそもそもいくら返ってくるのか?
そもそもいくら返ってくるのでしょうか。一般的には10万円を超えた部分の金額×税率分返ってきます。
集計額が11万円の方で税金がそれほど高くない方は、500円【(11万▲1万)×5%】しか返ってきません。

・税理士に依頼すると本末転倒
税理士に頼むと最低でも1万円くらいは取られるかと思いますが、還付額が上回りますか?

・税務署に行って教えてもらうのはいいけれど時間がかかる
となるとご自身で税務署へ・・・となりますが、ものすごく混んでいて時間とられます。滞在時間が1~2時間ですめばいいですが・・。

ということで給与収入のみで年末調整済みの人が医療費控除のためだけに確定申告をやってみようという場合、 国税庁のHPから申告書の作成をしてみることをお勧めします。
(最後まで電子申告するとなると電子証明等ややこしいので、紙で出力して提出でOKです)

ポイントは、まず源泉徴収票の情報だけを先に入れることです。

年末調整で税金の精算は済んでいますから、還付にも納税にもなりません。

これで入力されている税金計算の為の情報に漏れがないことがご自身で確認できます。

最後に医療費控除を入力してみてくださいね。

それではまた!

 

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