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トライデント会計事務所に関する情報発信
決算期はどうやってきめましょう
admin (2016年06月15日 01:45)
季節がらなのかわかりませんが、最近法人設立の際の決算期や資本金などのご相談を受けることが多いので今日は備忘もかねて。
いろいろと書きますが、皆さん状況や優先順位が違うので、どれがベストという形で書くのは難しいですね。
そんなわけで相談に来てもらった方が早いです。お気軽にどうぞ。
さて、決算月をいつにするかですが、気にする要素はいろいろありますね。
色々観点があるので、私ならヒアリングして本人がどこに重きを置くかを聞きながら提案していきます。
たとえば
・法人の決算処理は個人に比べて大変なので、ご自身の業務の閑散期の1か月半くらい前の月に合わせるのが基本
・一方消費税の免税期間を長く取るという観点では、第1期が長めになるように決めるほうが有利。
・関連会社がある方は、事務をまとめてやりたいとか、決算を全体で見たいという観点で決算期を合わせないと大変。
・決算がすぐ来るといきなり申告で事務負担も報酬も高くなります。
その他みなさんの考え方にもよりますが・・・
・関連会社がある方で、ある程度利益調整的な観点で使うことをお考えの場合、決算月はそれぞれ別の月がよいです
・同様に、取引先から決算期の関係で仕事の前倒しやあと倒しをお願いされる方の場合、3月決算は避けた方が無難 (主要取引先の決算期とずらす必要があります)
・12月決算は税理士とっては超繁忙期なので、報酬高くなるかも(少なくとも安くはならない)
・同様の理由で対応が冷たいかもしれません(笑)
なお、事業年度には関係ありませんが
・資本金の額は特に目的なければ1000万未満にしてください。
・資金調達を考えているならば(すぐでも将来的でも)、資本金は最低でも100万くらいは積んでください(初年度の赤字額にもよります)
ということころも気にしてくださいね。
もし可能であれば30分~1時間でもお話ししてヒアリングしながら決めてもらうのがいいと思います。
そんなわけでいろいろ相談しながら考えたいということであれば、僕がざっくばらんに相談にのります。
依頼する前提でなくても大丈夫ですので、その辺はご遠慮なく!